慰謝料と財産分与の関係

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慰謝料とは精神的苦痛に対して支払われるもので、離婚に際しては離婚の原因をつくった側から一方の配偶者に対して支払われるものです。
これに対して、財産分与とは、婚姻中に夫と妻が協力してつくりあげた財産を貢献度に応じて分割して精算しようとする制度で、必ずしも離婚の原因をつくった側から支給されるといったものではないのです。

 

 

例えば、夫の浮気が離婚になった場合、慰謝料は当然夫が支払わなければなりませんが、夫婦の財産は、離婚原因とは別に、それぞれ貢献度に応じて2人で分けることになりますので、夫名義の財産が無く、妻名義のみの財産が有った場合は妻より夫に財産を分割しなければならない場合もあるのです。

 
分割の対象とならない財産としては、1)妻名義の預貯金の中に、結婚前から持っていた預貯金は、婚姻中に協力してつくりあげた財産ではないことから、分割の対象外です。2)又、夫が自分の為に借り入れた借金は、分割の対象外です。

 

 

慰謝料も財産分割も、離婚をした場合に請求することが出来ますが、それぞれの請求する期間が異なります。
財産の分割する期間は、離婚の時から2年を経過すると時効で請求することが出来ませんが、一方慰謝料の場合は、離婚から3年を経過すると時効で請求できなくなります。

 

 

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