慰謝料に税金はかかるのか

夫が家庭を顧みず、その結果離婚に至った場合、妻は慰謝料を受け取ることができます。
この慰謝料に対しては、妻は何億円もの大金を受け取っても非課税です。

 

 

同様に、交通事故で加害者から受け取った損害賠償金も非課税です。
交通事故の被害者が受け取る慰謝料に対しても非課税です。
ただ、交通事故の場合の損害賠償と離婚の場合の慰謝料は同じ理由で非課税というわけではないのです。a0001_000584

 

 

そもそも夫の財産は夫一人で稼いだものではなく、妻の尽力があればこそと考えられていて、離婚時妻にあげたとしても、それは夫名義の財産を妻に分離したものと考えられ、贈与に当たらないと考えられているからです。
これは相続の時に、妻が財産の半分までならば、相続税が係らないことでもあきらかですが、妻の尽力がどの程度あったかわかりませんが、一律半分と認めていて、その範囲であれば非課税なのです。

 

 

妻が慰謝料として夫から財産を受け取る場合は、確かに非課税であり、問題はないのですが、妻が欲しいものはお金だけでなく、自宅が欲しい場合もあります。

 
勿論、その場合でも妻の側には問題はないのですが、夫の側には自宅という不動産で慰謝料を支払ったことになり、不動産を売却していなくても、税務上は妻に売却したとみなされ、税金が発生することになります。

 

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